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物語はまだ終わらない

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野球世界一決定戦、WBCを巡る日本代表の物語はまだ終わっていなかった。

1次リーグ最終戦、全勝対決で韓国相手に辛酸を舐めた。喜び立つ韓国チーム。その光景とは対照的に、ベンチから韓国選手を眺め、悔しさが滲みでていた日本チーム。

戦前の予想とは反し、2位で次のラウンドに進出した。

舞台は米国へ。
2次リーグ初戦、アメリカ戦。終盤まで1点を争う緊迫した展開。その好ゲームに水を差すかの如く、信じられない事が起きた。8回のタッチアップの判定における主審の明らかな誤審。日本だけではなく、当地アメリカでも物議を醸した。

野球というスポーツはリズム、流れが試合の勝敗を大きく左右する。打撃、走塁、守備、一つ一つのプレーの与える影響度はイニングが重なるのに比例して大きくなる。

勝ち越し点は水の泡と消えた。

全日本は、9回裏にアメリカ、アレックス・ロドリゲスのサヨナラ打に沈んだ。

続くメキシコ戦は、躍動する松坂大輔の快投もあり、6-1で勝利。
この時点で準決勝進出チームは日本、韓国、アメリカの3チームに絞られた。

再び日韓戦。序盤から息の詰まるような投手戦。王監督からエースの指名を受けた渡辺俊介が、それまで4試合連続本塁打を記録していた絶好調のイ・スンヨプを完全に抑えこみ、韓国に主導権を与えない。

が、日本も好機を生かせない。得点圏に何度かランナーを送りながらも適時打が生まれない。重苦しい雰囲気が漂った。

そして8回表、試合は動いた。

イチローがファールフライを観客に妨害された形で捕球できなかった
ことが、今思えば布石だったのかもしれない。その打者に杉内が四球を与えてしまう。

ヒットとエラーが重なり、ワンアウト2,3塁。バッターは中日ドラゴンズでも活躍したイ・ジョンボム。杉内からバトンを受けた藤川は直球勝負。インハイを狙った球が真ん中よりに入り、痛打。韓国が均衡を破り。2点先制した。

9回裏、若武者西岡の本塁打で1点差としたが、及ばなかった。またもや韓国の後塵を拝した。

イチローの「野球人生で最も屈辱的な日」という言葉が印象的だった。

野球を愛する日本人、野球界に携わる人全てが言い知れぬ屈辱感を味わった。何よりプレーした選手の悔しさは計り知れない。

この時点で日本の準決勝進出の可能性はほぼ消えた。


日本時間3月17日2次リーグプールA最終戦、アメリカ×メキシコの試合が行なわれた。メキシコが2点以上取り勝てば、日本が次のステップへ進めるという、可能性としてはかなり低いものであった。

アメリカがこの試合に勝つ。ということは誰もが容易に予想しうることだった。先発は百戦錬磨のロジャー・クレメンス。勝てば準決勝、開催国で完全なるHOME。全てが有利に働くはずが、思い通りにならなかった。

3回裏、メキシコの攻撃。ライトポール直撃の打球を放った。ポールに当たった反動で勢いよくグラウンドに転がるボール。ルールを知っている者なら、100%本塁打の判定を下す。

ここで、またもや誤審が下される。

テレビ朝日の言葉を借りると「世紀の大誤審」だ。

いや、もはや誤審でも何でもない。ジャッジになっていない。

本塁打が二塁打と、判定されたことでメキシコチームは燃えた。

8人の継投と堅い守備で、アメリカを2-1で下した。

「奇跡」という言葉は相応しくない。なぜなら日本が積み重ねてきた戦いでの得点、失点が最後に準決勝進出という形に結びついたからだ。紛れもなく、日本チームが切り開いた「道」である。

三度まみえる、日韓両雄。

勝つのは本当に「強い」チームだ。

それが日本であることを私は信じる。
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