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ラストゲーム、敗北、涙

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FIFA WorldCup Germany 2006 REVIEW
【F組 ブラジル 4-1 日本】
遡ること、2002年6月18日。舞台は雨降りしきる宮城スタジアム。
FIFAワールドカップ日韓大会・決勝トーナメント1回戦において、日本代表はトルコ代表に1-0で敗れた。

不完全燃焼、悔し涙・・・
その思いはジーコ監督率いる日本代表に継承された。

4年後、2006年6月22日。日本はグループリーグ3戦目でブラジルに挑戦した。ジーコ日本代表72試合目のラストゲーム。それは紛れもない現実であった。
「2点差以上でブラジルに勝つ」という厳しい条件下、日本代表を応援するすべての人がそのシナリオの実現を信じていたに違いない。

ジーコ監督が就任後始めて前日にメンバー発表をしなかった。

そして当日、スターティングメンバーには新しい顔が並んだ。
2トップには玉田と巻が名を連ねた。

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前半34分、その玉田が仕事をする。ブラジル守備陣の裏を掻い潜り、
アレックスからのパスを受け左足一閃。ゴールネットに突き刺さる。
湧き上がる日本サポーター。それと対照的に静まり返るブラジルサポーター。日本が試合前に描いたシナリオに近づきつつあった。

しかし、そう思っていたのは日本代表を応援する人たちだけで、スタジアムにいたブラジルの選手、サポーターは「セレソンが負ける」などということは微塵も感じていなかったはずだ。

「王者」という存在は勝つことが宿命づけられる。勝利は義務。例えどんな相手であっても敗北は許されない。
この1点がセレソンを本気にさせてしまった。

前半ロスタイム、日本の歯車を狂わせる得点をセレソンの怪物があげる。

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大会前、そして開幕後もコンディション不良を指摘され続けていたロナウドが同点ゴールを決めた。王者が牙を剥いた瞬間だった。

ハーフタイム直前、中田英寿が何か叫んだのが目に入った。
その時、野球のWBCでイチローが韓国戦敗戦後に叫んだあの場面と何故か重なった。

後半、1、2戦目と出番の無かったブラジルの選手が追加点をあげる。
欧州チャンピオンズリーグでも魅了したジュニーニョの無回転シュートが川口を襲う。後半8分にブラジルが逆転。
さらに6分後、今度は左サイドのジウベルトがロナウジーニョの今大会最高とも言えるパスから3点目を刻む。

この3点目で日本イレブンの戦意は喪失したように思われた。
試合前、心のどこかで「ギアを緩めたブラジル」をイメージしていた私は恥ずかしくなった。彼らはプロフェッショナルで慢心などあるはずもなかった。
4点目は再びロナウド。W杯通算得点1位に並んだ。

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ブラジルの華麗なボール回し。日本の守備陣はただ追いかけるだけで、時間だけが消費された。日本が攻撃を仕掛ける時は、「ボールを持たされている時間」であり、縦パスさえ入れさせてもらえなかった。
終盤、余裕のブラジルは次戦以降を見据えてカカ、ロナウジーニョ、そしてGKのジダを交代。

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これが現時点での「差」だった。
今のブラジルと今の日本の決定的な「差」。

4年間積み上げてきたものが壊されていくような感じで、悔しさというよりもただ茫然とするしかなかった。

試合後、ピッチに倒れこみ涙ぐむヒデ。
目を充血させインタビューに答える俊輔。

4年間代表を支えた2人の表情は悲しすぎた。
代表のために全力を尽くしてくれた彼らを、日本人として誇りに思う。

この現実から逃げてはいけないと思う。
ドイツ大会での戦いは紛れもない現実であり、「これからの日本代表」に繋げていかなければならない。

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ヒデが敢えて厳しく選手を鼓舞し、チームをまとめようとした理由。
その答えが出るのは4年後なのか、それとも8年後なのか。
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